チャイGO!のレッスンは、会話力を鍛えることに力を入れている為、資格試験対策や文法の勉強を目的とする場合はあまり力になれません。
但し、一度ご自身の中で教科書の内容を消化して「この表現は正しいですか?」「この場合、中国の方はどういう風に話しますか」というように一歩二歩踏み込んだ形でレッスンを行えば、より質の高い理解を得ることができます。教科書の内容をより実践的な形で習得することを意識してみてください。
もちろん有利です!
中国人相手のビジネスは魅力的なのは周知の事実である一方、経済状況が悪化すれば状況も一変するという弱い部分もありますが、インバウンド関連、中国仕入れのバイヤー、通訳・翻訳など、中国語を使う仕事は多岐にわたり、やはり13億人という巨大な中国市場は非常に魅力的です。
特に就職・転職という点では、ホテルや観光施設といったインバウンド系の仕事の場合、「中国語ができる」=「採用の判断材料としては有利にはたらく」のは容易に想像できます。
就職や転職に役立つ中国語の資格としてあげられるのは「中国語検定」と「HSK(漢語水平考試)」です。
同じ資格ではありますが、それぞれ特色が異なります。
【中国語検定】
資格として使える目安は3~2級以上で、日本企業へのアピールに最適です。
【HSK】
中国政府公認の試験で目安としてHSK4級以上。
日本での知名度より国際的に影響力のある資格です。
主に外資系企業へのアピールに最適です。
但し、資格を持っているだけではまだまだ弱いのも実情。
企業が求める人材は、コミュニケーションがとれるレベルです。
AIの発展により、簡単な通訳や翻訳を行えるようになりました。
つまり、これから求められるのは中国語を機械的に話したり、訳したりするのではなく、両者の背景を踏まえた上で、気の利いた対応ができる人材です。
あなたが面接官だとして、中国語を話せる人と資格だけある人とではどちらを重視しますか?
恐らくほとんどの方が即戦力のある前者だと思います。
資格はあくまで「話せる」ことを可視化した指標であることを認識しておきましょう。
2019年にトヨタの豊田章男社長が、終身雇用を守っていくのは難しいと発言しました。
あの超大手企業のトヨタ自動車がそう言っています。
会社が社員を守る時代はもう終わり、何があっても対応できるように自分で稼がなければいけない時代になってきたことを実感させられました。
2018年1月に政府が働き方改革の一環として副業・兼業に関する規定を新設したことで、副業が解禁され、個人で稼ぎやすい環境になったともいえます。
通訳・翻訳、タオバオ仕入れ代行、バイヤーなど様々な分野で中国語のスキルは十分に発揮できます。
一ヵ国語の習得でも難しいのに、世の中には数ヵ国、数十ヵ国語を話せる語学の達人が存在します。
達人たちが共通して言うことは「学習したその日から意識して話すようにする」です。
日本の英語教科書をみても分かるように、「私の名前は…」や「これはペンです」など会話ではあまり使わない言葉を習います。
中学、高校を合わせると6年間も勉強しているのに話せない方が多いことからも、目的が試験対策になっている部分があると考えられます。
20ヵ国語以上を話すsteve kaufmannさんを例に挙げると、彼はただ多くの言語を話せるだけでなく、それぞれネイティブレベルに高い水準で習得しています。
驚くべきことに、文法はほとんど勉強せず聞いて話すを繰り返して、その都度新しい単語を覚えるという一連の流れをひたすら行ううちにだんだんと話せるようになっていったそうです。
チャイGO!では話せる中国語の学習の場としてご利用していただくことを目的としています。
講師は学生や主婦だったり、副業で行っていたり、決して中国語講師経験が豊富なベテランというわけではありませんが、多くの講師が日本語能力試験1級を取得している語学のプロです。 ご自身で勉強したものをネイティブとのレッスンにより、しっかりと話せる中国語として定着させることが大事だと考えています。